python アプリ開発 開発ツール

VS CodeでPythonのエラーチェックをするには?

こんにちは、こちょすです。前回はVSCodeの便利な拡張機能をご紹介しました。

 

紹介した拡張機能を入れるだけでもとても便利になるのでぜひ試してみてくださいね!

まだみていないよーという方はぜひ見てください!

【開発爆速化間違いなし!】Visual Stadio Codeの便利な拡張機能5選!

続きを見る

 

今回はVS CodeでPythonの開発をする場合に、エラーチェックをしてくれる機能をご紹介します!

 

僕はもともとAtomユーザだったのですが、Atomのエラーチェックだとあまり満足行くものがありませんでした。VS Codeに移行する決め手となった1つの要因なので、ぜひ皆さんも読んで使って見てくださいね!🙇

 

この記事はYOUTUBEでも公開していますのでそちらも併せてご覧ください!

 

こんな方におすすめ

  • VSCodeをつかってPythonの開発がしたい
  • Python開発のエラーチェックを効率的にやりたい
  • pep8にしたがってエラーチェックをしたい

 

それではいってみよー!💪

 

 

はじめに エラーチェック?デバッグ?lint?

プログラミングを学びたての方はまだ馴染みの無い言葉かもしれませんが、プログラミングは手で書くので、構文誤りはよくあることです。

 

それをゼロにするのは無理だといえるでしょう。。。

 

そうなったときに頼りたいのが、リアルタイムで「ここ間違ってるよー」というエラーチェックですね!コーディングミスをしていることに気がつくのが早ければ早いほど、効率的にデバッグ(エラーをなくすこと)ができるようになります。

 

この役割(=機能)がlintです。

wikipediaの言葉を借りると、、、

lint とは、主にC言語のソースコードに対し、コンパイラよりも詳細かつ厳密なチェックを行うプログラムである。静的解析ツールとも呼ばれる。 型の一致しない関数呼び出し 初期化されていない変数の参照がある 宣言されているが使われていない変数がある 同じ関数を参照しているが、戻り値を使う場合と使わない場合がある

 

というわけで、間違っていたり、構文的には間違えていないけど、意図した動作になるかわからないよ?を教えてくれるのがlinterです!

 

 

はじめに VS CodeでオススメのPython用のlinter

VS Codeでは色々なlinterが使えるのですが、もっともポピュラーなのがflake8だと思うので、これを入れていきましょう!

 

flake8ではpep8のチェックをはじめ、色々な観点からコーディングのチェックをしてくれますpep8というのはPythonにおけるコーディングのガイドラインのようなもので、綺麗かつ統一的に書くためのオススメルールですね!

 

👇 pep8のガイドラインは以下の公式ドキュメントを読んでみてください! 👇

 

Step1 flake8のインストール

flake8をVS Codeに適用するためには3ステップあります。

 

1つ目はflake8自体をPCにインストールすること。

2つ目はVS Codeでデフォルトの設定を無効化すること。

3つ目はVS Codeでflake8を使う設定をすること。

 

というわけでまずは1つ目のインストールからしましょう!🔥

 

まずはVS Codeからterminalを立ち上げます。View>Terminalを選択しましょう!

すると、VS Codeの下にターミナルが出てきます。

ターミナルから、以下のコマンドを打ちましょう!

注意!:$マークはターミナルを表しているだけなので、除いてpip…以降をコピーして実行してください!

 


$ pip install flake8

「Successfully installed ・・・・」みたいな表示がされれば成功です!

 

 

Step2 Pylintの無効化

実はVS CodeではもともとPylintという別のlinterが有効になっています。flake8と競合してしまうため、これを無効化しましょう。

左下の歯車マークをクリックし、settingsを開きます。

 

 

開いた窓の上にある、「search settings」に、「python.linting.pylintEnabled」と打ち込むと、以下のような表示になります。

 

チェックが入っているので、このチェックを外します。

 

 

 

Step3 VS Codeでflake8を使う設定にする

もう最後のステップです!

今開いているsettingsの検索バーに、次は「python.linting.flake8Enabled」と打ち込みます。

 

すると、チェックボックスが入っていない状態で以下のように表示されます。

 

 

このチェックボックスにチェックを入れることで、有効化します。

 

 

以上で設定は完了です!あとはファイルを開いて、波線(~~~~)でエラーチェックが効いていることを確認してみてください💪

 

これで皆さんが快適にPython開発ライフを送れますように!🙏

 

今回の記事でVSCODEの便利さはわかってもらえたと思います!

もっとVSCODEを使いこなして開発効率をあげたい!という方は以下の書籍が体系的にまとまっており、おすすめです!

手元においておいて、辞書代わりに使うのが良いと思います!


 

エラーチェックができるようになったら、次はPythonで何か作ってみましょう!

👇👇👇以下の記事も是非読んでいただけると幸いです!👇👇👇

たったの3ステップ!pythonで作るtwitterbotの作り方を紹介します!

続きを見る

-python, アプリ開発, 開発ツール

© 2022 これブロ