IT資格取得 アプリ開発 インフラ(AWS・GCPなど)

[体験談]AWS クラウドプラクティショナーに1週間で合格!

こんにちは、こちょすです!

先日AWS認定資格試験のAWS クラウドプラクティショナーに合格しました!

 

資格取得のためにかけた勉強期間としては1週間ほどだったので、その間にやったことの実体験を元に、短期間でこの試験に合格する方法をご紹介します!

私自身、SEではありますが、普段は基盤系の仕事は一切していないので、基礎スキルもほぼゼロの状態からのスタートでしたが、それでも1週間で取得できたので、ぜひ参考にしてもらえればと思います!

 

そもそもAWSって何??というのが知りたい方は以下の記事も読んでいただけると幸いです!

 

 

こんな方におすすめ

  • AWSの資格を取りたいが、何を取っていいかわからない
  • 会社でAWSの資格を取る必要があるが、時間がないので効率的に取得したい
  • AWSの資格を取るまでの流れが知りたい

それでは行きましょう!

AWS認定資格って?

AWS認定資格は、AWSを利用したクラウドの専門知識を証明する資格です。

2020年9月現在、全12種類の資格が提供されており、それぞれレベル別、役割別、専門知識別にわかれています。

 

 

今回ご紹介するのはこの中のクラウドプラクティショナーの試験になります。

AWS 認定クラウドプラクティショナーは、AWS認定の中では基礎・入門レベルの資格で、アソシエイト認定または専門知識認定を取得するために推奨される任意のステップとされています。

つまりAWS認定資格の入門者向けの資格ということですね!

 

AWSクラウドプラクティショナーで問われる知識

AWSクラウドプラクティショナーでは以下のような知識が問われます。

ポイント

・AWS クラウドとは何かということ、およびベーシックなグローバルインフラストラクチャについて定義できる
・AWS クラウドのベーシックなアーキテクチャ原理を説明できる
・AWS クラウドの価値提案について説明できる
・AWS プラットフォームの主なサービスと一般的なユースケース(例: コンピューティング、分析など) について説明できる
・AWS プラットフォームのセキュリティとコンプライアンスのベーシックな側面、および共有セキュリティモデルについて説明できる
・請求、アカウントマネジメント、料金モデルを明確に理解している
・ドキュメントや技術サポートのソースを特定できる (例: ホワイトペーパー、サポートチケットなど)
・AWS クラウドにおけるデプロイと運用のベーシックで重要な特徴を説明できる

上記のような知識を習得するための方法は次の章でご紹介しますので、今は「幅広い知識が問われるんだなー」くらいに思っておけばOKです!

 

AWSクラウドプラクティショナーの合格条件は?

この試験は90分のうちで65問の選択問題を解くことになります。

気になる合格条件は、700~(1000点満点)です。つまり7割の問題を正解することで合格をすることができます。

 

AWSは外資企業のAmazonのサービスなので、基本は英語試験ですが、日本では日本語でももちろん受けられますのでご安心を!

基本的には自然な日本語で書かれているので日本語のまま回答できると思いますが、揺らぎがあるような表現だなーと思ったら、英語の原文もテスト中に見ることができます。

 

 

1週間で合格するまでにやったこと!

この章では僕が1週間でAWSクラウドプラクティショナーに合格した方法をご紹介します!

テスト7日前

やったこと1、参考書の購入

試験を受けることにしたタイミングで参考書を買いました

僕が使ったのは以下の本です。いろいろネットで調べていると、この試験の参考書として上位資格のソリューションアーキテクトの参考書を使うというのも結構見つかったのですが、効率的に資格を取るなら、専用の参考書がいいと考えています。

 

やったこと2、参考書のインプット(1章~4章)

とりあえず買った日に、この本を読み始めました

結構分厚い本に見えますが、平易な言葉で図やキャプチャが多く使われているのでさらさらと読むことができます

大体2時間くらいあれば4章くらいまで読み終われました

 

テスト6日前

やったこと1、参考書のインプット(5章~8章)

前日に引き続き参考書の読み込みを続けていました

各章の終わりに練習問題があるので、正答以外の選択肢の解説も含めて読み込むように気を付けました。

5章~8章はそこまで分量が多くなく、1時間~1時間半くらいで読めていたと思います。

 

やったこと1、参考書のインプット(9章~10章)

参考書の残りを読み切りました!

 

僕の場合、ここまで書いてきた章の分割で進めましたが、ご自身の予定に合わせてだいたい3日で読み切れるように計画を立てればOKだと思います。

この参考書を1周するだけで、かなり体系的な知識はつけられた感じがしました。

 

テスト5日前

実は元々は2週間くらいかけて勉強して受けようと思っていたのですが、この時点で「いけるかも?」と思い始めており、(自信過剰(笑))この日にテストセンターの予約をしました。

 

やったこと2、テストセンターの予約

2020年9月現在、AWSクラウドプラクティショナーは以下の3種類の受験方法が選択可能です。

3種類の受験方法

1,オンラインでの試験監督

2,試験センター(PSI)

3,試験センター(ピアソンVUE)

 

それぞれの受験方法の詳細については、AWSの公式サイトにわかりやすい解説がありますので、ぜひご覧ください。

 

 

ちなみに僕の場合には3のピアソンVUEでの受験を選択しました。

理由は2つです。(消去法です(笑))

理由1、家だとネットワーク環境やPCの動作環境が不安であった(選択肢1は削除)
理由2、PSIだと音声の試験官(英語)がつくのが心配だった(選択肢2は削除)

 

 

テスト4日前~3日前

やったこと1、練習問題を解く

参考書が1周読み終わった段階で、練習問題を解いていました

練習問題として利用したのは以下の3つのサイトです。

 

1、AWS公式トレーニングサイトの最終章

AWS認定試験についてはAWSがそれぞれの資格に対応する公式解説動画を提供しています。(AWS Training)

 

僕はこのうち、「AWS クラウドプラクティショナーの基礎知識 (第 2 版)」を受講しました。

中でも最後の章として練習問題が用意されているので、そこだけ使いました。(他の解説動画もぜひ見てみるといいと思います。)

 

2、ネット上の練習問題

ネット上にもいくつも練習問題はありますので、それを活用しました。

「AWS クラウドプラクティショナー 問題」とかで検索すると沢山出てくると思います。

中でもよく利用させてもらったのは「AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説 クラウドプラクティショナー」というサイトです。ここには80問あったので、一通り解きました。

 

3、無料でPDFダウンロード可能な問題集130問

1と2だけだと、少しボリュームが足りないなーと思っていたので、以下のサイトで、PDFを無料でダウンロードして、解きまくりました。

PDFなので、ダウンロードしてしまえばオフラインでも見れるし、印刷もできるので、おすすめです!

 

 

テスト2日前~前日

やったこと1、練習問題を解く(続き)

練習問題はたくさん解けば解くほど理解が深まっていくのと、自分の理解が不足しているところが見えてくるのが実感できたので、なるべくたくさん解くようにしました。

 

上で紹介したサイトの練習問題に加えて、色々調べて解いてみたりしました。

今思えばUdemyには数百問解けるような講義もあるので、それを1つやっておいてもよかったかもしれないなと思います。

 

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

 

やったこと2、AWS ホワイトペーパーを読む

参考書の読み込みと練習問題での演習を終えて、最後にやったのはAWSから出ている公式参考資料であるホワイトペーパーを読みました

PDF化されているので、練習問題を解いて、苦手な分野がわかったら、その分野に関するホワイトペーパーを手元において、さらに問題演習をするというイメージです。

ただ、かなりの数があるので、「余裕があればやる」というスタンスで良いと思います。

 

僕が読んだのは以下の3つです。どれも全部を丁寧に読んだというよりも、不安なところや問題演習で間違えたところを集中的に読み込みました。

  1. アマゾンウェブサービスの概要(https://d0.awsstatic.com/International/ja_JP/Whitepapers/aws-overview.pdf
  2. クラウドコンピューティングのためのアーキテクチャ・ベストプラクティスhttps://s3.amazonaws.com/awsmedia/jp/wp/AWS_WP_Cloud_BestPractices_JP_v20110531.pdf
  3. AWS料金体系の仕組みhttps://d1.awsstatic.com/whitepapers/ja_JP/aws_pricing_overview.pdf

 

テスト当日の持ち物や準備は??

テスト当日は勉強はそこそこにして、受験に必要な書類を忘れずに持っていくことなど、試験を確実に受けられるようにすることに集中しましょう(笑)

僕が受けたピアソンVUEの場合には、以下の持ち物が必要となります。

(1) A グループ( (顔写真付き、政府発行)から 2 点

 例)免許証+パスポート

 

(2) A グループから 1 点 + B / C / D グループから 1 点

 例)免許証+社員証※

※以下の4つの条件を満たしている必要があります。

  1. 顔写真が貼付されている
  2. a. プラスチックカードに印刷されている、b. ラミネート加工が施されている、c. 顔写真に割り印またはエンボス加工がされている(紙製可)、のいずれかに該当する
  3. 姓・名ともに記載されている
  4. 企業・団体・教育機関名またはロゴや校章が記載されている

(3) B グループから 1 点 + C グループから 1 点

 例)社員証+健康保険証

 

当日の持ち物や流れについてはピアソンVUEの公式ページがわかりやすいと思います。

https://www.pearsonvue.co.jp/Test-takers/Tutorial/Identification-2.aspx

 

 

まとめ

色々書いてきましたが、AWSプラクティショナーに合格するためのポイントをまとめておきます!

ポイント

1、参考書で体系的な知識をつける

2、練習問題を解いて試験に慣れる

3、練習問題や参考書で理解が不足している部分をホワイトペーパーで補完する

 

いかがでしたか?

この試験に合格すれば、他のAWS認定試験の模擬試験を受けられるようになったり、社内での評価を上げることもできるかもしれません!

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

 

-IT資格取得, アプリ開発, インフラ(AWS・GCPなど)

© 2022 これブロ